Fredrik Larsson from Q and A
楽器:
ベース。もっぱら5弦ベースを弾くけど、コレクションの中には4弦ベースもあるよ。20本以上のベースを持っていて俺的に最高なものもあるんだ。長いことIbanez弾いていて、初めて持ったベース、黒のIbanez Roadstar Ⅱもまだ持ってるよ。今でも手にとって楽しんで演奏するけど、本当に良くできた楽器だよ。またハイエンドのIbanez ATK 1205、俺は最近ジャズベーシストのようだよ。70年代もののピックアップが2つのDingwall superj5は古いものなんだ。Fender Rocoe Beck Vシグネチャー Sunburst、
もう何年もSandbergを弾いてるけど、俺にこんな素晴らしいメーカーがついてるなんて、とても誇らしくてハッピーだよ。※1
※1専門的すぎて、チープな管理人の脳みそではうまく訳せず、フレドリックファンの方には大変申し訳ないですが、楽器の紹介文はだいぶ端折ってます(^_^;)
あなたのコレクションの中でお気に入りの楽器は?:
ハンマーフォールのアルバムのレコーディングでも沢山使ったSandbergのsunburst のTM5を持ってるよ。 実は新しいのも作ってるんだ。
HammerFallの参加作品:
1stアルバムの"Glory To The Brave"に参加してそのあと少しバンドを離れた、10年間だね、そして戻ってきて、"No Sacrifice, No Victory"、"Infected", "Gates Of Dalhalla", "(r)Evolution", "Built To Last", "Dominion", "Live! Against The World"を録音したよ。またコンピレーションアルバム"Steel Meets Steel〜10years Glory"や"Masterpieces"にも参加したよ。
お気に入りバンド:
とても、長いことずっと今でも大好きなバンドはAnthraxだ。とても初期に彼らを見つけて、長い間スラッシュメタルは俺の人生で大きな存在になってるんだ。テクニカルな部分や、ヘヴィな音、アグレッシブなサウンドには敬意を表するよ。俺にとって大事なアルバムファーストアルバムの"Fistful Of Metal"のNeil TurbinとDan Lilkerに会ったことあるよ。John Bushが参加したグランジ時代もずっと通して大好きなんだ。彼にも会ったよ。なんと素晴らしいシンガーなんだろうか!彼らがやってる曲は俺の宝物なんだよ!
お気に入りのアルバム:
一曲選ばないといけないのであれば、METALLICAの"...and Justice for all"さ。このアルバムは俺の音楽の聴き方を変えた。ブルータルでとてもダークで、そして未だにメロディアスなんだよ。Jason Newstedの素晴らしいプレイが聞けないのが残念だけどね。未だに素晴らしいレコード作ってるし、俺は今まで数えきれないぐらい演奏したよ。また俺はカバー曲では彼らの曲をライブで一番よく演奏したよ。俺達は英語で言うと、Metal-lica、Metal-like、Metal-ishみたいな名前でカバーバンドをやってたんだ。
今まで見たお気に入りのライブ:
沢山の素晴らしいライブをみてきたけど、俺が初めて見た単独のライブにしようかな。それはヨーテボリのthe Scandinaviumという会場で演奏したAcceptだ。俺はまだ若すぎたんだけど、友達と行ったんだけどね、母親と行くべきだったんだけどね。彼らが演奏したのは早かったけど、俺は別に全く気にしなかった。母親が俺をそこに仕向けたのはとても良かったんだ。こんな素晴らしいライブは見たことなかったからね!もちろん俺にとってとても大きなライブで、小さなメタルハートにとても巨大なインパクトを与えたんだ。Acceptは俺の人生でとても大きな存在さ。
影響を受けた音楽:
いろんな種類の音楽が好きなんだ、メタルだけじゃなくてね。でも俺の演奏はグルーヴとパンクの精神とは何かを見せつけることだと思ってるんだ。全ての音は本当に意味があるように演奏すべきだだし、ドラマーとの相性もあるよね。Peter Baltes(Accept)とDuff McKagan(Guns'n Roses)の演奏は素晴らしい精神だよね。それは俺の辞書の中ではとても重要なことなんだよ。ビックリするほどのテクニカルな素晴らしいベースプレイヤーは沢山いるし、彼らの才能は憧れるけど、俺はそうじゃないんだ。俺の考えはグルーヴと精神なんだよ。
お気に入りのHammerFallのライブ曲:
ツアーごとに違うよね。"Hearts On Fire"には愛憎があるよ。毎回、ライブで演奏してきたと思う。素晴らしい曲だけど、常に楽しく演奏できてるわけじゃないんだ。でもオーディエンスから反応を得られた時はいつもやりがいを感じるよ。セットリストの最後の曲でオーディエンスはクレイジーに盛り上がってるんだ。"(We Make)Sweden Rock"は新規のお気に入りさ。ファンにとっても少し根付いてる曲さ。キャッチーで、いつも素晴らしいレスポンスをもらうよ。だからライブでも良い演奏ができるんだ。
音楽にハマり始めたのはいつ?:
ギターを弾く父親がいるから、若い頃はいつも俺はいろんな音楽に囲まれてた。彼はギターアンプを俺の部屋に置いてたんだ。その時はなんとも思わなかったけど、うるさすぎるよね、最近俺の子供にも言われたけどね。少なくとも俺は俺の部屋にギターの機材は置いてるけどね。メタルを聴き始めた友達がいて、俺はいとも簡単にハマったんだ。Iron Maiden, Accept, Dio, Manowar, Yngwie Malmsteen, W.A.S.P, King DiamondそしてTwisted Sister、これが俺自身で興味を持ち出したHeavy Metalさ。お父さんや姉妹に教えてもらったわけでもないよ。俺が好きな音楽さ。
いつ音楽を演奏し始めましたか?:
12か13歳の時だったと思う、初めてのベースを手にしたんだ、IbanezのRoadstar Ⅱだ。黒のベースはまじで最高だったよ!実はのちに"Glory To The Brave"で使ったんだ。学校で友達と演奏し始めて、皆はドラマーやギタリストになりたいみたいで、誰もベースを担当しなかった。クールなことだよね。この楽器を選択したのは俺にとって正しいって思ったんだ。ベースプレイヤーのレコードを更にどんどん聞いて、好きな曲を演奏したよ。他のプレイヤーが何をしてるのか、どのように曲をアプローチしてるのかを理解すること、それに関しては未だに良いことだと思ってるよ。誰かの曲をやることはとてもやりがいがあることなんだよ。ステップアップして、もっと経験のあるプレイヤーと一緒に演奏する必要もあったんだ。その考えはすごく助かったし、ギタープレイする友達より早く良い道だったんだ。そしてまだやってるよ!
今日のあなたと楽器はどのような関係ですか?:
俺はまだベースを弾くのが好きなんだ。毎日たくさん弾いて、練習というよりただ楽しんでるよ。俺は更なるベースの扱い方を知ってると思ってる。目的に合うベースを選ぶのがとても重要なんだ。そして俺は機材オタクで、エフェクトペダルを愛してるんだ。良いコンプレッサーやプリアンプ、大量の種類の違うオーバードライブ、ディストーションやファズペダルも持ってるよ。出来るだけ早くペダルを置いて違った方法で演奏できるんだ。そして座って数時間新しい音を探すんだ。大好きさ。
あなたのコレクションの中で一番再生したのはどれですか?:
Chris Cornellの"Euphoria Morning"はずっと昔からの俺のそばにいるアルバムさ。時々レコードを回して、長い旅に出るんだ。俺は、頻繁によく聞くレコードを少し持ってるんだ。Karnivool"Sound Awake", The Mars Volta "De-lousted in the comatrium", Opeth "Blackwater Park"などさ。もし、実際にレコードを回す回数を数えるならMetalica " ...and Justice for All"は少なくとも5位以内に入るだろうね。
音楽的な背徳感とは?:
柔らかいメランコリックな音楽はクセになるね。とてもメランコリックで、哀愁があって、傷心的な曲のノルウェーのポップスターのMarina Menaとかね。スウェーデンのVeronica Maggioや、The Cardigansとかもね。
このアルバムのレコーディングの経験について教えてください:
ニューアルバムの制作はとても素晴らしいセットアップで良いルーティンだったと思うよ。ベースプレイヤーとしてドラムと始まったんだけど、彼のやることにリアクションしたいし、聞いておきたいので、スタジオにいたいんだ。一緒に録音して、彼のパートを邪魔しないようチェックするんだ。俺たちはギターとベースを一曲ごとに同時に前後に録音するんだ。とても、集中しやすいベストな方法なのさ。とてもリラックスした方法だし、通常は異なる方法を試すのにたくさんの時間を使うけど、時にこれは簡単な方法なのさ。違う方法を生み出すにはたくさん時間を使うけど、時にとても正しいやり方なのさ。
スタジオに入る前にどのような準備をしますか
沢山弾くよ。俺が考えるアルバムだけじゃないってこと。それが、警戒を怠らず、新しいものを生み出す方法なのさ。スタジオにいる時はとてもリラックスしてるから、精神的に準備することはないよ。物事を正しく進めるのは難しいかもだけど、俺たちはやり直す時間があるんだ。何度も何度も、納得するまで。その方法が俺を心地よくささてくれて、より簡単に正しいことに辿り着く当初からの方法なんだ。
あなたのキャリアにおいて、最近出したいくつかのアルバムが持ってる概念についてはどう思いますか?:
全く同意見さ。もっと与えられるものがあると思うけどね。俺たちの過去を落ち着いて振り返ったわけじゃないけどね。俺たちはさらに推し進めて俺たちが思う音楽をやりたい。俺達には沢山のファンがいることは知ってるけど、もっと沢山の新しいファンを増やしたいんだ。20年以上前に俺たちがやってた音と同じだと言ってくれる人々に手を差し伸べるためにも。
ニューアルバムは何に挑戦しましたか?:
毎回大変なのはエネルギーの維持だよ。レコーディングでもライブと同じようにエネルギーを輝かせたいんだ。それが何であるか明確にするのは難しいけどね。的を得た曲を聴いてる時に分かるだろうね。
Brotherhoodという言葉はあなたにとってどういう意味がありますか?:
俺にとっては、親友に立ち上がれること、俺にも同じことをしてるくれるってことをわかってくれることさ。
このアルバムからライブでプレイするのが楽しみな曲はどれですか?:
“Reveries"は本当に楽しみさ。素晴らしくて、素晴らしいサビで、演奏するのも楽しいんだ。いつか大きな会場で大合唱でやりたいね。Hammer Of Dawnはとても素晴らしいものになるだろうね。将来のスタンダード曲になるような気がするよ、少なくともそう願うよ。
もしハンマーフォールを聞いたことがない人と会って、バンドの代表曲を選択しなければいけない場合はどうしますか?:
最近の曲から選ぶかなぁ。でも古い曲も良いし、人気があるし、ライブでも沢山やるしね。たぶん、"(We make)Sweden Rock"が良い選択かな。キャッチーで、クラシックなハンマーフォールの材料が全て入ってるしね!
ハンマーフォールの音で成長すること、スウェーデンに住むことはどれだけ重要ですか?:
たぶん、俺達が理解してる以上だよ。最近よりも当時の方がもっと重要だったんだ。今は世界中の音楽にアクセスできるけど、当時はそうでもなかった。ラジオ番組の曲をテープに録音したのを覚えてるけど、ハードロックやロックを流してくれる"Rock Box"と呼ばれるイカした番組があったんだ。今日の俺たちの音楽にも見られるような沢山のメロディがある当時のスウェーデンの音楽を聴きながら学校に通ってたよ。
バンドのメンバーと初対面した時のことは覚えてますか?:
もちろん!オスカーと初めて会ったのはCrystal Ageを始めた時だった。もう一人のギターで以前から知ってるモーゼスもいたよ。俺達はしばらくコピーバンドをやって、デスメタルバンドのCrostal Ageに入ってくれないかといわれたんだ。1993年を回ってたかそれぐらいで、デスメタルは俺にとって全てだったよ。俺たちは少し離れて住んでたので、多かれ少なかれ俺達はリハスタジオでしか会ってなかった。俺にとって同じジャンルの音楽をやってる人と会うのはとても良いことだったんだ。アルバムをリリースして、いくつかのライブを行なってきたけど、そのあとバンドは解散したんだ。みんな何が起きてるのか分からない感じだった。そのあと、オスカーが俺にHeavy Metalバンドをやりたいか聞いてきたんだ!もちろん、当たり前だろ、めっちゃ楽しそうじゃん!俺はいつでもHeavy Metalは大好きだった、一緒に育ってきたしね。その時は誰もそんな音楽してなかったから素晴らしいアイデアだと思ったよ。俺たちは沢山の練習をして、地元の音楽コンクールにも出た。ある時、ボーカルのマイケルスタンネが出れない時があった、彼のバンドDark Tranquilityのツアーがあったからね。そしたらヨアキムカンスが来たんだ!俺はヨーテボリの音楽シーンをよく知らなかったから彼のことも知らなかったんだ。彼が入って、とてもパワフルなボーカルでオスカーとも意気投合してたんだ、そうなる運命だったんだろね。俺は10年間バンドを離れてたけど、その間はよくギターテックとしても働いてたよ。Evergreyと一緒に仕事した時にバンドの直近のSEとして働いてるポンタスに会ったよ。彼は当時でさえめちゃ良いやつで、楽しい時間を過ごせたよ。2007年にハンマーフォールに戻った後、2008年だったかな、ポンタスも加入したんだ。Davidと初めて会ったのはアンダースが脱退した後のリハーサルスタジオだね。二人目の子供が生まれようとしてたから俺はツアーに参加は出来なかったけどね。ステファンがベースマンとしての役割を果たしてくれたよ。ファンにとっては良いことだとおもうけど、俺にとってはちょっと変な感じだったかな。
ハンマーフォールが25年以上もやると思っていましたか?:
まさか!少なくとも始めた頃の自分ならNOだね!2007年に俺が戻った頃には俺がいた時よりもハンマーフォールは大きなマシーンになってたんだよ。その時に、これはリアルで、これから長いことやるんだろうなって思ったよ。
新作や新しいプロデュースをやり続けているジューダスプリーストやメタリカ、アイアンメイデンのようなバンドはハンマーフォールの未来に影響を与えていると思いますか?:
もちろん!俺は新作をチェックするのが得意じゃなくて時間がかかるんだけど、ヨアキムとオスカーはそれが得意で良いやつをオススメしてくれるよ。
ライブをしたことのない国で、行きたいところは?:
いつかアイスランドに行きたいと思ってるよ。行ったことがないんだけど、とても美しいよね。たしか、素敵な暖かい島だよね。もう一度ハワイに行くのもいいね。だいぶ前に休暇で行ったけど、本当に素晴らしかったよ。
ハンマーフォールのゴールは何ですか:
ハンマーフォールをもう一段階上に上げて、もっと大きなステージでライブして、世界中の良い多くのファン達に会いたいな。健康ですごく長いこと続けたいね。
成功しているハンマーフォールのあなたのキャリアを一文で表すと?:
たくさんの町に行き、たくさんの人に会い、終わらないマジで最高な旅で俺たちのブラザーズと楽しんできた!