Pontus Norgren from Q and A
楽器:
最近のメインのギターはSandbergのストラトキャスターさ。カリフォルニアと呼ばれるモデルのものなんだ。レスポールやジャクソン、また別のフェンダーのストラトキャスターや、アコースティックギターもいくつかあるけど、俺は主にエレキギター奏者ではないんだ。
お気に入りのギター:
エリッククラプトンのシグネイチャーモデルのストラトキャスターかな。Thin LizzyのSEをやってた時にドイツでスコットゴーハムから奪い取ったやつなんだ。彼がギターをチェックしたいって言うから俺達は楽器屋に行ったんだ。彼は俺と同時にこのギターに目が止まり俺が手にして弾いたんだ。そしたら彼が言ったんだ"OK,これは君が持っておくべきだな"ってね
HammerFallの参加作品:
No Sacrifice, No Victory / Infected / r(E)volution / Built To Last / Dominion / Live! Agingst The World / Hammer Of Dawn
お気に入りのバンド:
実は二つあってね。一つはAcceptさ。このバンドは俺の大好きなツインギターのあるバンドなんだ。俺はRainbowやDeep Purpleの時代を過ごして、そのあとThin Lizzyにもはまったけど、彼らのツインギターが好きなんだ。だからAcceptも聴いてたよ。1stアルバムは聞いたことあったけど、本当にすごいと思ったのは2ndアルバムのBREAKERなんだ。つまり、その二つのバンドというのはAcceptとThin Lizzyさ!
お気に入りアルバム:
Deep Purpleのライヴインジャパン。
いつもは感じられない何かを感じたよ。これは録り直しされてないんだよ。3回連続でショーを行ったものをそのままの音で聴くことができるんだ。俺は彼らのショーを見たことがあるけど、ほんとにアメイジングだったけど、このアルバムは何か特別なものを捉えることができるからこのアルバムが大好きなんだ。これはライブアルバムだけど、俺はライブが好きになったよ。
今まで見たお気に入りのライブ:
俺に大きなインパクトを与えたのはThin LizzyのRenegadeツアーで、1983年のストックホルムのHovet公演だったと思う。
影響を受けた音楽:
当初の大きな影響はフォーク音楽さ。俺にとって、両親は二人とも楽器演奏者で歌い手だった。父親はオペラ歌手で、母親は教師だったけど彼女はピアノやオルガンやギターも弾いてた。ダーラナ地方から来た母親とカーリクス地方から来た父親で、父は聖職者の家庭だった。彼の父は牧師でいつも合唱団で歌っていたし、母の家庭にはいつもフォークミュージックがあった。メロディはスウェーデンの民族音楽だったと思う。それで育ったから俺達は素晴らしいソングライティング力が付いてるんだと思う。その後影響を受けたのはリッチーブラックモア、ゲイリームーア、マイケルシェンカーさ。別の角度から影響を受けたのはAcceptさ。本当のHeavy Metalだったからね。
お気に入りのHammerFallのライブ曲:
めっっちゃあるよ。Hearts On Fireはとりあえず言わなきゃだな。この曲は非常に巧妙な方法でできていて、ハンマーフォールのSmoke On the Waterみたいものだよね。素晴らしいリフに、メロディもファンタスティックだ。クラシカルの象徴だよね。天才な曲さ。ステファンのソロも素晴らしい。俺はさらにレベルを上げて少し早く弾いてるよ。
音楽にハマり始めたのはいつ?:
めっちゃ早かったんだ、両親の影響でとても早かった。学校に通い出した6歳か7歳の時に始めたよ。俺の母親は教師だったからこのスウェーデンにある共同音楽学校という最も素晴らしいことに触れることができて、トランペットを借りることができたんだ。二つ同時にやりたいことはできなくて、フルートかバイオリンどちらかを選択しないといけないんだ。でも俺の母親はトランペットをゲットしてきて7歳のクリスマスに始めることができたんだ。それがきっかけで、長いことトランペットはやってたよ。ギターは俺が10歳か11歳だったかな、5年生の時に手にしてた。父はもちろん弾けたし、母もよく教えてくれたし、兄も教えてくれたよ。
今日のあなたと楽器はどのような関係ですか?:
言わないといけないのは、やっと楽器のことを理解してきたってことさ。もう苦労はしてないよ。達人になることはできなくても今の自分になるまでに苦労はしたよ。今のギターとの関係はとても仲睦まじい関係さ。病気でなければ毎日ギターを弾いてるよ。
あなたのコレクションの中で一番再生したのはどれですか?:
Deep Purple - Perfect Strangers.
何度も思い出してしまうアルバムなんだ。聞いてみたら彼らが楽しんでるのが伝わってくるよ。そうだ、ハンマーフォールの最近のアルバムもより良くなってるってことも言わないとだな。そしてこのHammer Of Dawnは...わお、俺たち全員が楽しんでるのが沢山伝わるんじゃないかな。
音楽的な背徳感とは?:
俺は何を聞いても恥ずかしくないし、他のジャンルの音楽を聴く時も説明する必要がないんだ。
ハンマーフォール以外での趣味について:
音楽プロダクションやサウンドエンジニアだね。サウンドエンジニアとして、たくさんのバンドと一緒にやっていて、色んなアルバムをプロデュースしてるよ。それが基本的な俺の仕事で、毎日ギター弾いたり音楽を聴いたりしてるよ。
アルバムは出来上がりましたがファンに聞いてもるうのは楽しみですか?:
そうだね!俺達が楽しんでるのを分かってくれると思うよ。過去数枚のアルバムが証明してるよね。そして、ファンは圧倒されるだろね。
このアルバムのレコーディングの経験を教えてください:
俺達がやってる手順は、俺とオスカーの間でデモ曲を行ったり来たりさせてるんだ。実はこれらの曲はツアー中に始めたというのもとても良かったね。オスカーが何か録音して、俺に聞いてほしいものを聞かせるために来てくれる、有機的なやり方で曲を発展させていくんだ。だからスタジオに入った時に歌のアレンジや全てにおいてのデモ曲は99パーセント出来上がってるんだ。だからドラムからいつも始めた後、オスカーと俺とフレドリックは一度に一曲をやってしまう。そして、完全にその1曲が完成するまでギターやベースを追加していく。時々、アルバムをレコーディングする時は、全曲のベースの音を入れてから、アルバム曲すべてのギターの音を重ねるんだけど、俺達は、一回で一曲をやってしまう。めちゃ素晴らしいことだ思うよ、だって曲を最高なものにするために気を散らせることはないからね。全曲自分のパートを録音する他の方法は少し機械的になりやすいって分かったんだ。
今回のアルバムは以前のアルバムよりも団結しやすかったですか?それとも逆ですか?
とりあえず(r)Evolutionからこのような方法をとってきたというのは言っておきたいんだ。もちろんこの方法で学んできたからね。だって俺たちは自分自身で全てを録音出来るから、スタジオでは全員更にリラックスした状態でストレスのある奴なんていないんだ。ストレスがあるとお互いアウトプットできない、それが俺達が数年で学んできたことなんだ。スタジオでは更に心地よくなったね。俺の観点からではみんなもっとリラックスしていて、お互い最高のものを得てる、そのように感じるよ。
今回のアルバムで、ついに日の目を浴びたギターリフはありますか?:
あぁ、俺とオスカーは2人ともツアー中に曲を書いて、時々言うんだ『あ、またこれか』ってね。はは!(笑)キャンディの入った小さいバッグを持ってても、その時点ではあまり好きじゃないキャンディを残すでしょ?でも後でそれを取るんだ、新譜用にね。そして、実は好きだったってことを発見する。長いことブラブラしていたリフや断片がいくつかあるんだ。そのピース達が本当に何なのかは当時の俺には分からないんだ。それが今回のアルバムで使われたずっと居座っていたキャンディバックから取り出したものなのさ。
このアルバムからライブでプレイするのが楽しみな曲はどれですか?:
全曲さ。でも残念ながらできないよね、なぜならハンマーフォールのカタログには選択すべき非常に沢山の曲があるからね。そしてそれはファンのために演奏すべき曲達さ。実は今回のアルバムにはお気に入りってのがないんだ。レコーディング中に素晴らしい方法で開発されてきたから、ライブ用にリハーサルする必要があるし、君達は自然とライブで楽しめるだろうね。ステージではこのアルバムの曲は全部楽しんで演奏できるだろし、大好きだよ。
あなたにとってハマフォの曲でコラボしてくれる夢のアーティストはいますか?:
以前、Martin Eriksson(E type)やMax Martinと一緒に何かやろうという企画はあったんだ。なぜかと言うと彼らは俺の友達で、E Typeは俺たちと曲を書こうと言ってくれた。彼の作るサビがハンマーフォールの曲ととてもマッチしたんだ。そのことについてずっと話してたけど結局時間がなかった。近いうちに可能性あるかもね。
もしハンマーフォールを聞いたことがない人と会ってバンドの代表曲を選択しなければいけない場合はどうしますか?:
2曲演奏するだろうね。Bloodbound と Hearts On Fireさ。どちらもハンマーフォールのサウンドにとって非常な重要さ。初期のファンはみんな、Glory To The Braveのアルバムが大好きで、俺も大好きだよ。事実、1stアルバムとして全員が110%出した典型的な1stアルバムさ。でもHearts On Fireのような曲は誰もが知ってる曲で、本当にアメイジングなんだ。作詞作曲の時点で本当にアメイジングさ。
ハンマーフォールの音で成長すること、スウェーデンに住むことはどれだけ重要ですか?:
沢山あるなぁ。スウェーデンのフォークミュージックのメロディはスウェーデンの多くの音楽に取り入れられてるって俺は思う。俺が関わってきた音楽の軸では、俺の作曲や演奏にとても彩ってると思う。
バンドのメンバーと初対面した時のことは覚えてますか?:
俺が初めてオスカーに会ったのは何年か前にPub Anchorと呼ばれるストックホルムのPubだったよ。たぶん1998年頃だったと思う。彼らはすでにGlory To The Braveをリリースしていて、ちょっと話したんだ。Yengwie Malmsteenとやってたアンダース(ヨハンソン)と俺は仕事をしていて、彼は俺を彼らに紹介してくれたんだ。ギタリストのステファンとも会って、一緒に遊んで知り合った後に2007年のThe Poodlesのツアーを一緒に回った。2007年にThresholdツアーを一緒に回った時に全員のことをよく知るようになって、全員めっちゃ良い奴ってことを知ったよ。そのあと、ヨアキムは俺に連絡してくれて、新しいギタリストが必要だって言ってきた、ステファンがパイロットになるためバンドを抜けるからね。そして俺は言ったんだ『俺は君たちのためにギター弾けるよ』ってね。
ハンマーフォールが25年以上もやると思っていましたか?:
もちろん、Yesさ。バンドに加入した時は彼らは既に大きなキャリアがあったから、俺は数年はバンドにいるだろうなって思ってた。彼らと一緒に演奏してきて、ヨアキムとオスカーの製作を見てきて、彼らは自分達のやってることをどれだけ愛してやってるか、このバンドが休暇をとって復活した時、彼らはまた魂と情熱を見つけて45周年も行けるんじゃないかって言いたいよ。
最近のツアー中のルーティンは何ですか?:
始めた頃はもっとパーティしてたかな。毎ツアー、グラウンドホッグデーだったよ。毎日同じ手順で、ルーティンを取得するのに1週間ほどかるかるかな。でも俺達は外に出て歩いて新鮮な空気を吸うようにしてる。でも沢山ステージを歩いて機材をチェックするのは、俺にとってはストレス解消になるよ。俺達には素晴らしいクルーがいるけど、俺的には全てが大丈夫なことを知っておくのは良いことだと思うよ。
ライブをしたことのない国で、行きたいところは?:
ニュージーランドやグリーンランドに行きたいかな。素晴らしことになりそうだよね。もちろん、中国も素晴らしいけど、特にニュージーランドかなぁ。素晴らしいだろうね。
ハンマーフォールのゴールは何ですか:
難しい質問だ。俺は常に構築して、構築をし続けて俺達が届けたいことをファンにライブで届けたいからね。
成功しているハンマーフォールのあなたのキャリアを一文で表すと?:
驚異なる発展の旅。