Joacim Cans from Q and A
楽器:
ボーカル、そしてボーカル、さらにボーカル。他のシンガーのように良いマイクは求めてるよ。俺のコレクションはそんな幅広くないけどね。楽器よりもシャンパンのボトルの方がたくさんあるよ。
あなたのコレクションの中でお気に入りの楽器は?:
少しだけ自分の楽器を持ってるんだ。Built To TourでフレドリックからもらったFender Jaguar Bassがただただ好きだ。
HammerFallの参加作品:
Glory to the Brave; Legacy of Kings; Renegade; Crimson Thunder; Chapter V: Unbent, Unbend, Unbroken; Threshold; Steel Meets Steel: 10 Years of Glory, No Sacrifice, No Victory; Infected; Gates of Dalhalla; (r)Evolution; Built To Last;Dominion; Live!Against the World; Hammer Of Dawn
お気に入りバンド:
Queensryche, Demon,Helloween,Riot, Yngwie Malmsteen, King DiamondそしてAcceptさ。あと俺はパンクも好むんだ。The Toy Dolls、Cockney Rejects, Bad ReligionみたいなバンドのOi music(パンクロックのサブジャンルのことだそうです)もね。俺の初めての偉大なスターはエルビスプレスリー、そしてAdam and the Antsだな。
お気に入りアルバム:
Demon - The Unexpected Gusest
Helloween - Walls Of Jericho
Queensryche - Operation Mindcrime
Accept - Breaker
今までで見たお気に入りのライブ:
ほんと少しだけど、俺は幸運にも1984年のストックホルムのMontsters Of Rockを見たんだ。俺の母親はなぜそこに14歳の俺を行かせたのか分からない。実際、ライブ会場に俺を一人にさせただけでなく、俺はヨーテボリから電車で5時間かけて行ったんだ、、全部俺一人でね。あとは、ハリウッドで、Criss Olivaが車の事故で亡くなる前のSavatageのライブや2013年のKägelbananで見たJohn Grantのライブ、1995年のDavid Bowieのライブもまた素晴らしかったなぁ。
影響を受けた音楽:
80年代全てさ!俺はスポンジのように全てを吸収していったんだ。1000以上のレコードが語りかけてくれるんだ。ちょっと触れておくと:Yngwie Malmsteen、Geoff Tate、Eric Adams、David Bowie、Elvis Presley、Thastromだね。面白いことに俺はギタリストになりたかったんだ、シンガーじゃなくてね。イングヴェイマルムスティーンになりたかったんだ。彼に影響は受けなかったけど、、彼になりたかったんだ!作詞者としてはKing Diamondが好きだよ、彼が書いたコンセプトアルバムとかね。
お気に入りのHammerFallのライブ曲は?:
Let The Hammer Fallだな。俺がいくつかの質問を観客に投げかける長いモノローグから始まるからね。その後彼らはエキサイトして、とても盛り上がろうとするんだ。そして俺もね。最後に俺が『俺が"LET THE FUCKING HAMMER"って言ったらー?』って問いかけると『FAAAAAL!!』って返ってくるんだ。俺は毎回鳥肌が立つんだ。
音楽にハマり始めたのはいつ?:
俺が音楽を聴き始めたのはとても早くてNWOBHMが出てきた時には完全にハマってたよ。音楽が俺に語りかけてきて、俺は俺の音楽と発想を見つけたって思ったんだ。俺は水泳選手だったんだけど、レース前でメタルは本当に集中させてくれたんだ。
いつ音楽をプレイし始めましたか:
14歳の時クラスメイトから安いギターをもらったんだ。俺はバンドに騙されたんだ、俺が歌えるって信じさせるように仕向けたんだ。そして彼らは俺が歌うことで雇った。一度そのバンドにいた時に俺はギターを弾かせてもらう代わりにブーツをギタリストにあげたんだ。新しいシンガーが見つかるまで歌うって約束もしたんだ。それがなかったからまだ歌ってるんだけどね。ハンマーフォールとはまた別の物語さ、ははは。
ギターを弾くこと、歌うことのどこに魅力を感じますか?:
俺はギター演奏については本当に良くないんだ。練習する時間もパワーも本当になかったんだ。イングヴェイになる近道なんてなかったんだよ。俺はギターヒーローになる夢を諦め、代わりに歌うことに集中した。フロントマンでいることは楽器を弾くよりも俺を自由にさせ、好きだったんだ。
今日のあなたと楽器はどのような関係ですか:
以前と同じさ。俺自身も楽器だし、とてもパーソナルで、時に限度もある。俺はパーティに近づけないつまらない男さ。もし俺の声帯がめちゃくちゃになってもテクニカルスタッフは変えてくれないからね。一方でシンガーは代え辛い、良い気分だね!!俺の次の人生は毎晩パーティに出向いてビールを飲むベーシストさ!
あなたのコレクションの中で一番再生したのはどれですか?:
俺のお気に入りのアルバムと同じ、と言えるね。言わなかったアルバムはドイツのバンドのZENOのデビューアルバムかな。何回も再生してしまって、たしか最終的にもう再生できなくなったんだ。毎スクラッチごとにパーティストーリーを話してくれる。そのアルバムは俺の自伝の2-3チャプター分にはなるだろうね。
音楽的な背徳感とは?:
ええと、うんとね、君には分かる?俺が言えるのはドクタードレとデミス・ルソス、ユーロディスコは90年代ってことさ。時に俺達はユーロディスコだけを聞くツアーバスパーティにいるのさ。
ニューアルバムを聴いたファンは喜ぶでしょうね:
Hell yeah!! とくに17ヶ月間以上家で座ってた後はね!でも彼らが聴いてくれてる時はどんな反応するのか、ちょっと緊張するな。
初めのアイデアはいつ、どのように生まれたのか:
ツアーも終わって、コロナが俺たちの活動に影響を出し始めた時にオスカーから最初の曲が送られてきたんだ。コロナがなかったらソングライティングの進捗状況はちょっと遅れてたかもしれないな。
このアルバムのレコーディングの経験を教えてください:
このセッションは扱いづらくて、俺達は二つの選択肢、二人の素晴らしいプロデューサーがいた、渡航制限のためにボーカルのね。最後の最後まで最終プロセスが出来なかった。USAはまだ閉鎖してたけどデンマークは他にオプションがあった。飛行機がなくて、10時間のドライビングだよ!?スタジオでは大変な戦いだった。コロナ禍以前の喉の状態に戻すには少し時間がかかったんだ。デンマークにあるハンセンスタジオでヤコブハンセンにプロデュースしてもらった。彼と働けたことはとても楽しかったし、とてもリラックスした雰囲気でとても良かった。
今回のアルバムは以前のアルバムよりも団結しやすかったですか、それとも逆ですか?:
俺からすると、どっちもだったんだ。長い間何もしなかったからね。脳みそが10%のキャパを使う場合、創造したりメロディを描いたりするのが辛い。長い間、家で座って自問自答するんだ。これがまだ俺でいれる証拠さ。
ついに日の目を見なかった歌詞はありますか:
メロディや歌詞はこのサイクルでやってて、作ってる最中でも100%俺を助けてくれた。俺は常に正しい言葉を音楽に乗せたいんだ。曲を先にを聞かなかければ歌詞が書けない、メロディも作れないんだ。歌詞を置くことは、色を塗るようなものさ。(注:ヨアキムはオスカー達の曲を聞いてから歌詞を書くので先に歌詞を書くということは無い、その為、書いて日の目を見てない歌詞自体が無いということかと思われます/管理人)
スタジオに入る前にどのように準備しますか?:
通常なら俺たちはツアーやフェスに出るから俺の声帯は成長してカミソリのように切れるのさ。でも今回は違う、17ヶ月間ソファに座ってゆっくりしてたせいで、スタジオでは少し違うやり方をしないといけなかった。一週間で20-30キロ走って、常に良いフォームと体系を保たなければならなかった。練習が始まる前に、数週間、声帯の手助けをしたんだ。
ニューアルバムのインスピレーションやアイデアは見つけやすかったですか?それとも難しかったですか?:
違うものを作るのはいつも挑戦、だから毎回ニューアルバムを作るのは大変さ。毎回、傑作の録音やリリースが簡単ならいいのに。違いを生んだり良い結果を出すために沢山働かないといけない人生のようにね。
あなたのキャリアにおいて、最近出したいくつかのアルバムが持っている概念についてはどうお考えですか:
ただただ賛成なんだ。俺の声は歳を取るごとにどんどん良くなっていってるようだし、そう信じてる。活動休止から抜け出した2014年からコンスタントにツアーをやっているからね。俺とオスカーは仕事を微調整して、ソングライティングのこととなると、最善を尽くすだけさ。
ニューアルバムは何に挑戦しましたか?:
ボーカルとしては、俺自身のスタンダードな部分と要求する部分をシャープにして、渡航禁止や規制に囚われないスタジオを見つけることだったね。ストレスが多かったのは認めないといけないけどね。
Brotherhoodという言葉はあなたにとってどういう意味がありますか:
性別関係なくにしないといけないけど、この言葉は全員を含んでるんだ。君の性別が何であろうと関係ないさ。一致団結して戦う友達やファン、同じことを信じていて、受け入れてくれる人さ。だから(これを読んでいる)君もBrotherhoodに入るんだよ!!
このアルバムからライブでプレイするのが楽しみな曲はどれですか:
難しいなぁ、でもタイトルトラックの"Hammer Of Dawn"はライブでやりやすい曲になるだろうなってのは確信しているよ。個人的に気に入ってるのは"Reveries"だな。サビのところをファンが歌ってるのを想像すると鳥肌が立つんだ。時が経てば分かるさ!!
あなたにとってハマフォの曲でコラボしてくれる夢のアーティストはいますか?:
沢山の子供の頃のヒーローと一緒に仕事したからあとは、、Lizzy Haleとデュエット出来たら最高かな。
もしハンマーフォールを聞いたことがない人と会ってバンドの代表曲を選択しなければならない場合どうしますか:
多くの人は確実にHearts On Fireを選ぶだろうけど、俺は新しくてとても新鮮なやつにしたいな。Dominionからの曲かな。あのアルバムは本当に最高なんだ!"And Yet I Smile"はバンドの深さやバリエーションを見せるのに良いだろうね。俺はあの曲がただただ好きだよ。
ハンマーフォールの音で成長すること、スウェーデンに住むことはどれだけ重要ですか?:
他のスウェーデンのバンドやアーティストのようにオレ達はスウェーデンの伝統やABBAに影響されているんだ。思うに、NWOBHMが非常に開けてきたこと、ジャーマンメタルシーンによって俺達は自分達の音をつくってるんだ。全てが合わさったのがハンマーフォールだよ。
バンドのメンバーと初対面した時のことは覚えていますか?:
うん、昨日のようにね。大会に出るために歌って欲しいと言われたんだ。教会の横にあるリハーサルスタジオにバスで行ったんだ。階段を降りた時、非常に聞き覚えのあるメロディが聞こえてきた。部屋に入ると、オスカーが演奏しているのに気づいて、俺は彼にアプローチした、そして言ったんだ、『StormwichのDrian Grayだね!』とね。彼は口をあんぐり開けてたけど5分後には俺達は同じ影響を受けてたんだって気づいたんだよ。これはバンドの成功の主成分の一つだと言えるんだ。
ハンマーフォールが25年以上もやると思っていましたか?:
夢にも思わなかったよ。考えれば考えるほど感謝してるんだ。レコード会社と契約した時、数千枚売って近所をツアーするぐらいにしか考えてなかったんだ。アルバム発売で俺の人生は大幅に変わって、何が起きているのか俺は本当に分からなかったんだ。
新作や新しいプロデュースをやり続けているジューダスプリーストやメタリカ、アイアンメイデンのようなバンドはハンマーフォールの未来に影響を与えていると思いますか?:
もちろんさ!俺にとって一番大事なのは、俺がやっていることをエンジョイしてるのか、楽しんでいるのかなんだ。もう楽しめないってなったら、他のことをやるだろね。単純なことさ。ここ5年間はほんとベストな感じだから、俺はずっと長い間俺がやってるのを分かってるんだ。面白いことに、俺はハンマーフォールをまだ若いバンドとして見てるんだよ。
最近のツアー中のルーティンは何ですか:
活動休止中、俺は何も考えずに世界を回ってたことに気付いたんだ。ショーの準備に集中して、ホテルかバスでリラックスしてた。2014年に戻ってきた時、毎日冒険をしようと決めたんだ。強制では無い小旅行を計画し始めたんだ。ケルンのチョコレート工場に行けたし、チリのサンティアゴにワインのテイスティングに行ったし、ラスベガスにショーを見に行ったし、夜にライブする街を"sight run"(観光ならぬ観走?)したりした。1997年から多かれ少なかれ今日まで同じルーティンだったんだ。ショーの1時間前から約10分間ボーカルの練習を始めるんだ。そして着替えて、コカコーラの半缶を飲む、そしてもう少し歌って、出来るだけショーに備えるんだ。どうやってツアー中にヘルシーに生活して集中してるのか:出来るだけヘルシーなようなものを食べる、不必要なアルコールドリンクを飲みすぎないこと。俺にはモットーがあるんだ。"飲む量を減らし、うまく飲む"俺はやり通すようにしてる。毎日何かしようとしてるんだ。走らない時は歩いたりしてる。常に意識して、歩くよりも何が良い方法なのか。1日の終わりに良いバランスを見つけると同時に、1日ずつ、ステージパフォーマンスを良い方向へ持って行ってるんだよ。
ライブしたことのない国で、行きたいところは?:
香港や台湾は行ったからね、中国本土かな。一億人の中にHeavy Metalが好きな人がいるはずだしね。まだやったことのない国はあるけど、実際どこにでも行けるわけではない。でもトライはするよ!
ハンマーフォールのゴールは何ですか?:
24年間、音楽のクオリティを維持しつつやってきて、バンドとしても成長してきた。最近ではとても大きな感触もあった。デビューアルバムをリリースしたとき、7年前、俺たちが休暇から戻ったとき、誰が見にきてくれるんだろうかって感じだった。本当にもうすぐ、たくさんのフェスがヘッドラインバンドに声を上げるだろうね。俺たちは準備できてるよ、Heed The Call!
成功しているハンマーフォールのあなたのキャリアを一言で表すと?
A Dream Come True!(夢は叶う!)